2007年5月31日木曜日

輪禍から児童守れ! 小2男児死亡の豊園小で全校集会

 豊平区美園の市道交差点で二十一日、市立豊園小二年の男児がトラックにひかれ死亡した事故を受け、同小は二十二日、臨時の全校集会を開き、男児の冥福を祈った。
 事故は下校時間帯に発生。横断歩道上で停止していたトラックが動き、青信号で渡っていた男児がひかれたとみられている。集会は非公開で行われ、終了後の学校側の説明によると、金田隆史校長が「こんな悲しい集会はもう開きたくない」と命の大切さを説いたという。
 下校時には、札幌豊平署員らが事故現場の横断歩道で注意を呼びかけながら児童を誘導。現場は国道36号などの抜け道でトラックなどの交通量も多く、児童たちは左右をしっかりと確かめてから道路を渡っていた。
 市内では十五日にも、北区で下校中の児童三人がダンプカーにはねられる事故があったばかり。相次ぐ事故に、札幌北署は二十二日、同署管内の全五十一小学校に登下校時の安全指導の徹底を求める要請文を出した。札幌豊平署も近く同様の文書を出す予定。

(北海道新聞より引用)

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