2007年8月31日金曜日

中道リース 留萌の商業施設証券化 売却額17億3800万円

中道リース(札幌)は三十日、同社保有の商業施設、留萌ショッピングセンター(留萌)を証券化して売却したことを明らかにした。同社は道内と東北を中心に五十一カ所のショッピングセンターを所有しているが、保有不動産を証券化し売却したのは初めて。  同ショッピングセンターは鉄骨造り平屋で土地面積約二万五千七百平方メートル、施設の延べ床面積は約九千三百平方メートル。一九九七年に建設され、ホーマック、マックスバリュなど六店舗が入居している。  証券化は同社がショッピングセンターの土地、建物をみずほ信託銀行に信託設定し、米投資会社カーライルグループなどによる特定目的会社イチローファイブ(東京)に信託受益権を売却する仕組み。売却額は十七億三千八百万円で手数料などを差し引くと、約四億六千万円の収益が見込める。入居するホーマックなどは引き続き営業する。  証券化で、同社は三十一日にも二○○八年一月期の業績見通しを上方修正する。同社は保有資産の増加に伴って自己資本が薄くなるのを防ぐため、保有不動産の証券化を進める方針だ。(北海道新聞 引用)

2007年8月30日木曜日

通学バス横転、中学生ら12人けが トラックと衝突 網走

【網走】二十九日午前七時四十五分ごろ、網走市北浜九五の国道交差点で、トラックと、網走市教委のスクールバス=川口純司運転手(43)=が衝突した。バスが横転し、バスに乗っていた市立第四中(網走市藻琴三五)の生徒十一人全員と川口運転手の計十二人が、手や顔に切り傷を負うなどして病院に運ばれた。網走署はトラック側の信号無視が事故原因とみて、自動車運転過失致傷と道交法違反(信号無視)の現行犯で、トラックを運転していた網走管内大空町女満別西六の三、会社員斎藤孝一容疑者(51)を逮捕した。  調べによると、現場は網走市街地から約十キロ南東のJR釧網線北浜駅に近い丁字路交差点。スクールバスは青信号で、市道から国道に出て左折しようとしたところ、トラックが右から突っ込んできたとみられている。  斎藤容疑者は調べに対し、「考えごとをしていて信号を見落としてしまった」と供述しているという。  横転したバスは国道の片側車線をふさぐ格好で横たわり、運転席の窓ガラスはすべて割れて粉々に飛び散るなど、事故の衝撃を物語っていた。  バスは網走市教委が所有し、網走バスに運行を委託。事故現場近くの白鳥台小で小学生五人を降ろし、第四中に向かおうとしたところで事故に遭った。病院で手当てを受けていた第四中の女子生徒は「一瞬のことで、何が起きたのかまったく分からなかった。怖かった」と話していた。 (北海道新聞 引用)

2007年8月29日水曜日

酒気帯び事故の職員停職 札幌

札幌防衛施設局は二十八日、酒気帯び運転で人身事故を起こした同局建設部の木下英典係員(26)を停職二十日の懲戒処分にした。木下係員は七月二十五日朝、札幌市内の国道で酒気帯びの状態で乗用車を運転し一時停止中の車両に追突、乗っていた人に軽傷を負わせ、自動車運転過失致傷と道交法違反の現行犯で逮捕された。(北海道新聞 引用)

2007年8月27日月曜日

トヨタカローラ多額着服 元部長ら2人逮捕 釧路

【釧路】自動車販売業のトヨタカローラ釧路(釧路市、佐々木昭宣社長)の元役員らが約二億七千万円を着服していたとされる問題で、釧路署は二十七日、一部の着服容疑が固まったとして、業務上横領の疑いで同社元取締役部長の阿部裕司容疑者(59)と元経理課長の上梨一裕容疑者(46)の二人を逮捕した。  関係者によると、経理を含めた総務担当だった阿部容疑者と、直属の部下だった上梨容疑者の二人は、二○○○年-○六年十二月、同社の借入金返済の名目で同社名義の小切手を振り出し、着服していたという。二人は小切手振り出しの担当者だった。  着服は今年一月、釧路税務署の税務調査を受けて発覚。同社は三月に釧路署に被害を届け出て、同署は業務上横領の疑いで捜査していた。今年三月までに阿部容疑者は解任され、上梨容疑者は懲戒解雇された。(北海道新聞 引用)

2007年8月26日日曜日

ダルのお立ち台婚約発表が26億円経済効果

日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が9日の楽天戦(札幌ドーム)で、女優サエコとの婚約を表明したが、その経済効果が26億円超であると発表された。各種媒体の情報・調査分析を行っているジャパン通信社、ワイズワークスプロジェクト社、ニホンモニター社(いずれも本社・東京)が3社共同で独自で行った調査結果をこのほど発表した。 内訳は新聞・雑誌2億2291万1432円、テレビ23億1877万7772円、ウェブ7160万3400円に上ると算出し、総額26億1329万2604円になると分析。3社は「スターの資質が十分にあり、日本を代表するアスリートであると認識させる結果といっていいだろう」との見解を示している。ちなみに昨季、同じようにお立ち台で引退表明した前日本ハム新庄剛志氏の総額は約28億円超であるとし、数字上でも肉薄するほどインパクト十分だったようだ。(北海道新聞 引用)

2007年8月25日土曜日

恵庭で広がれ「食育」の輪 1日、初の「つどい」

【恵庭】市などが主催するイベント「恵庭のひとをつなぐ食育のつどい」が九月一日午前九時半から、道文教大で初めて開かれる。行政や学校、団体などが、それぞれが取り組んでいる食への関心を高める活動を披露し、市内での食育の輪を広げようという企画だ。  食生活の乱れが全国的に深刻化している中、これまで市内では、各種団体が個別に、食育や食生活の改善活動を行うことが多かった。今回は、それらの各種団体が一堂に会し、相互の連携を強化することも狙いだ。  目玉は学校給食の体験。恵庭産野菜をふんだんに使ったカレーなどを限定三百食、一食二百三十円で販売し、普段子供たちが食べている給食を大人に楽しんでもらう。  同大健康栄養学科は、調理実習を通して、食育の大切さを訴える。学生が、食材の栄養や役割を解説しながら、「ニンジンとちりめんじゃこのバターライス」などの調理法を教える。  ステージでは、小学生や農家の人などが事前に作った料理を持ち寄って意見交換する「あなたが主役・食育自慢」、管理栄養士らが食について語る「食事バランスガイド」などが企画されている。  また当日は、「第二十一回市健康まつり」も同時に開催される。市は「さまざまな視点で考えた食育に触れることができるイベント。食育について理解を深めてほしい」と話している。問い合わせは前日までが市保健センター(電)37・4121、当日はえにわ食育フェア実施本部(電)090・2875・8538へ。(北海道新聞 引用)

2007年8月24日金曜日

漫画誌チャリティー、667万円を「幸福の黄色いハンカチ基金」寄付

【夕張】小学館は22日、漫画誌「週刊ヤングサンデー」で今春行った「創刊20周年記念・がんばれ夕張チャリティーオークション」の売り上げ全額約667万円を、夕張市の「幸福の黄色いハンカチ基金」に寄付した。夕張近隣の空知管内栗山町育ちのグラビアアイドル平田裕香さん(23)が藤倉肇市長に目録を手渡した。  同誌で夕張の財政破たんを扱った漫画を掲載したのが縁で支援が実現。オークションには、あだち充氏など人気漫画家ら約40人のイラスト色紙など計56品を出品した。  同誌などで活躍する平田さんは札幌生まれで、小4から中3まで栗山町で育ち「家族で何度も夕張を訪れた」という。藤倉市長は「私も漫画は好き。感激です」と話した。寄付金は、小中学校統廃合に伴う通学用スクールバス購入などに充てられる。 (北海道新聞 引用)

2007年8月22日水曜日

小樽港6月の貿易統計 中古車輸出が好調

小樽税関支署は小樽港の六月の貿易概況をまとめた。輸出額は前年同月比17・2%増の二十二億八百万円、輸入額は同18・8%増の四十二億円となった。輸出は十七カ月連続で前年同月を上回り、輸入は四カ月ぶりに前年同月を上回った。  輸出はロシア向けの中古車を中心に好調な自動車が前年同月比38・4%増の十六億三百万円。台数も三百八十四台増の二千三百九十二台となり、輸出額全体の七割超を占めている。同支署は「(台数の増加率以上に)価格の増加率が上がっている。ロシアの高級車志向が色濃くなってきている」としている。  輸入は、主力の魚介類が前年同月比43・5%減の十一億五千万円と低調。カニが同37・3%減の五億九千八百万円、ウニが63・4%減の九千六百万円と大幅に落ち込んだのが響いた。  一方で、一九九三年のガット・ウルグアイラウンド合意に基づく、ミニマムアクセス(最低輸入量)分の輸入米の影響で、米が同4・2倍の九億八千万円、トウモロコシが同2・2倍の五億三千万円となるなど魚介類の不調をカバーした。  ただ同支署は「米の輸入増は一時的なもので、全体の減少傾向は変わらないだろう」としている。  貿易船の入港隻数は、同三十二隻減の九十隻。上半期の累計も同八十三隻減の四百十隻で、船舶入港禁止、輸入禁止の制裁措置中で、昨年は百二十五隻が入港した北朝鮮船がゼロとなった影響が如実に出ている。(北海道新聞 引用)

2007年8月21日火曜日

サンマ漁本格化、大型船が初水揚げ

北海道東方沖で大型の棒受け網漁船による「秋の味覚」サンマ漁が始まり、全国有数の水揚げ量を誇る根室市の花咲港で20日早朝、サンマが水揚げされた。道東のサンマ漁は本格的なシーズンを迎えた。 サンマ棒受け網漁で主力となる大型船は小型、中型船に続き、19日に解禁。港ではカモメの大群が舞う中、午前5時前から水揚げ作業が始まり、漁船に横付けされたトラックに次々と脂の乗ったサンマが積み込まれた。水揚げ量は小型船まで含め約1120トンだった。 道東の港では近年豊漁で浜値が低下し、水揚げ量の制限が厳しくなっている。青森県の大型船の乗組員(58)は「ことしも初日は大漁だったので早く帰ってくる船が増えたようだ」と話した。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年8月19日日曜日

国内58例目の脳死移植手術 北大で始まる

東京医大八王子医療センター(東京)で臓器移植法に基づく国内五十九例目の脳死と判定された男性から十八日午前に摘出された膵臓(すいぞう)と腎臓の同時移植手術が、同日正午から、札幌市北区の北大病院で始まった。手術終了は十九日午前零時以降となる見通し。  同法による脳死移植は国内五十八例目で、脳死患者から摘出された膵臓、腎臓の同時移植は国内三十一例目、道内二例目。膵臓と腎臓は、糖尿病の四十代男性に移植される。  脳死判定された男性からは膵臓と腎臓のほか、心臓と片肺が摘出され、東大、東北大、東京女子医科大の三病院で移植手術を実施した。  肝臓と小腸の提供遺志も示されていたが、医学的理由で断念された。(北海道新聞 引用)

2007年8月17日金曜日

苫小牧市長と顔合わせ、意見を 21日から地域懇談会

苫小牧市民が岩倉博文市長と顔を合わせて市政の課題やまちづくりについて意見を交わす「まちかどミーティング」が今年も二十一日から十一月下旬にかけて市内十九地区で開かれる。決して豊かとは言えない市の財政再建のほか、在日米軍再編に伴うF15戦闘機訓練の空自千歳基地への移転問題についての説明などが行われる。  対象は市内二十二地区八十五町内会だが、隔年での開催を希望する地区を除いた十九地区七十七町内会で開く。  前半は岩倉市長が市政の現状について説明する。  米軍訓練移転について市長は今年一月、札幌防衛施設局との間で、市民の安全対策などを列記した協定を締結した。今回、一連の経緯や訓練計画の事前通知などについて広く市民に説明する初の場となる。  このほか、ごみ減量や、市が本年度に予定している上下水道部の新庁舎建設についても取り上げる。後半は各町内会それぞれの地域要望をテーマとする。  地域住民はだれでも自由に参加できる。いずれも午後六時半(植苗地区は同七時)から二時間程度。日程と会場は次の通り。  ▽21日 音羽町地区=双葉町総合福祉会館▽23日 しらかば町地区=しらかば総合福祉会館▽9月6日 山手町地区=山手北光総合福祉会館▽11日 弥生町地区=弥生連合町内会館▽27日 旭町地区=末広町総合福祉会館▽10月2日 沼ノ端地区=沼ノ端児童体育館▽4日 錦町地区=一区総合福祉会館▽9日 美園町地区=明野柳町総合福祉会館▽11日 元中野町地区=若草町総合福祉会館▽16日 豊川町地区=桜木しらかば総合福祉会館▽30日 柏木町地区=柏木町町内会館▽11月1日 勇払地区=勇払公民館▽13日 錦岡第2地区=錦岡総合福祉会館▽15日 大成町地区=西町総合福祉会館▽16日 花園町地区=啓北町総合福祉会館▽20日 錦岡第1地区=錦西・すずらん会館▽22日 植苗地区=植苗ファミリーセンター▽27日 澄川町地区=澄川町総合福祉会館▽29日 本町地区=本町総合福祉会館(北海道新聞 引用)

2007年8月13日月曜日

条例制定に向けアンケート実施 温暖化防止 道議会民主のチーム

来年七月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に向け、「地球温暖化防止条例」制定を目指す道議会の民主党・道民連合のプロジェクトチーム(PT)が、本格的に動き始めた。道民参加の条例案作りを目指し、インターネットを活用したアンケートを実施。寄せられた回答を踏まえて原案をまとめ、来年二月開会予定の定例道議会に条例案を提案する方針。  道議自らが策定する「議員提案条例」を強化する取り組みの第一弾で、条例案作成後に道民意見を公募する一般的なパブリックコメントに先立ち、原案作りの段階から意見を募るのが特徴。  アンケートは全二十問で、国や道が今後取り組むべきだと思う温暖化防止策や、現在行っている身近な省エネ対策などを答えてもらう。  PTは、民主党・道民連合の道議十四人で六月末に発足。  北海道洞爺湖サミットで環境問題が主要テーマとなることを踏まえ、条例を制定することで、北海道で取り組むべき温暖化対策と行政や道民、企業の果たす役割を明文化したい考え。  アンケートは、PTのホームページ(HP)で九月五日まで受け付ける。HPのアドレスはhttp://so-do.jp/。問い合わせは民主党・道民連合(電)011・231・4111(内線33・151)へ。 (北海道新聞 引用)

2007年8月8日水曜日

黄色い大輪、見ごろ--北竜町「ひまわりの里」

空知管内北竜町の「ひまわりの里」で、約130万本のヒマワリが見ごろを迎えた。23ヘクタールの広大な丘陵地を埋め尽くした黄色い大輪がさわやかな夏の風に揺らいでいる。
 敷地内を自由に巡る無料のレンタル自転車が人気で、大勢の観光客が連日利用している。5月に汚泥堆(たい)肥をまき、栽培の準備を始めた。生育期の6、7月が雨不足だったため、背丈は1メートル程と例年に比べ低い。お盆のころまで楽しめるという


(毎日新聞 北海道版 引用)

2007年8月6日月曜日

空自セクハラ訴訟:女性自衛官の支援集会 人権裁判提訴で--10日・札幌

航空自衛隊の道内基地で同僚からわいせつ行為を受けたり、退職を強要されたとして国を相手取り損害賠償訴訟を起こした女性空士長(21)の支援者が10日午後6時半、札幌市中央区北2西7の「かでる2・7」で市民集会「女性自衛官はなぜ人権裁判を起こしたのか」を開く。
 集会では原告代理人の佐藤博文弁護士が「何を訴えた裁判なのか」、秀嶋ゆかり弁護士が「自衛隊内部のセクハラ・パワハラ被害の実態」と題し講演する。
 参加費は500円。申し込みは不要で、直接会場へ。問い合わせは「女性自衛官の人権裁判を支援する会」(事務局・北海道合同法律事務所、011・231・1888)。


(毎日新聞 北海道版 引用)