2008年1月5日土曜日

プロの一手に熱視線 新春将棋まつり開幕 札幌

プロ棋士とファンが交流する第三十五回新春将棋まつり(北海道新聞社、日本将棋連盟主催)が四日、札幌市中央区のさっぽろ東急百貨店で始まり、約五百人の将棋ファンがプロの対局などを楽しんだ。
 プロ棋士による席上対局と、青野照市九段らによる大盤解説で開幕した。
 渡辺明竜王と深浦康市王位の対局は、角交換から振り飛車に出た深浦王位がリードを守り、124手で勝利。第二局では札幌出身の野月浩貴七段が村山慈明五段に敗れ、野月七段は「(大食漢の村山五段の)食欲に負けました」と、ユーモアたっぷりに敗戦の弁を述べた。
 最終日の五日は午前十時半から、目隠しをした豊川孝弘六段に千葉涼子女流三段が挑む特別対局や、渡辺竜王による小中学生対象(事前募集済み)の三十五面指しなど多彩なイベントが行われる。入場無料。

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