2008年2月11日月曜日

肝炎電話相談に道内から143件

札幌の弁護士グループが九日、電話相談「薬害C型肝炎ホットライン」を開設し、道内から百四十三件の相談が寄せられた。弁護士たちは電話相談を継続し、救済対象者を一人でも多く見つけ出す考えだ。
 九日の電話相談では「C型肝炎に感染した当時のカルテがないが、救済措置を受けられるか」などの問い合わせが相次いだ。
 このうち十七件は救済対象になり得る内容だったという。
 薬害C型肝炎をめぐっては一月に被害者に給付金を支給する救済法が成立したが、救済を受けるには裁判を通じて認定を受ける必要がある。弁護士グループは弁護団の結成も検討しており、「自分が救済対象かどうか分からない人はぜひ相談してほしい」と呼び掛けている。
 今後のホットライン開設は十二-二十二日の平日午後一時-同四時。専用電話(電)011・280・6333へ。

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