2008年2月22日金曜日

道内灯油、11週ぶり99円割れ ガソリンは続伸

石油情報センターが二十日発表した石油製品市況調査によると、十八日時点の灯油(配達)の道内平均小売価格は一リットル当たり九八・九円で、昨年十一月二十六日以来、調査のない年末年始を除き十一週ぶりに九九円を割り込んだ。レギュラーガソリンは一五三・七円で二週続けて上昇した。
 灯油は前週比○・五円安。レギュラーガソリンは同○・一円高。軽油も同○・一円高の一三三・五円だった。全国平均のレギュラーガソリンは一五二・一円で九週続落した。
 道内の灯油価格は、年末年始をまたぎ四週連続で九九・八円の最高値を付けた後、需要減による在庫のだぶつきで下がり始めた。生活協同組合コープさっぽろ(札幌)の値下げの影響も大きい。冬の最需要期が終盤を迎え、今後も下落傾向が続くとみる関係者が多い。
 ただ米先物市場の原油価格が十九日の終値で一バレル=一○○ドルを超えるなど、国際的な原油高騰に歯止めがかかっていない。

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