2008年3月9日日曜日

衆院選へ結束強化 空白区解消急ぐ 自民道連大会

自民党道連(今津寛会長)は八日、札幌市内のホテルで定期大会を開き、次期総選挙での勝利に向けた結束強化を確認した。新年度の活動方針では、党勢拡大のため新規党員の獲得やNPOとの連携に力を入れるとともに、道連組織の改革にも取り組むことを決めた。
 今津会長はあいさつで、次期衆院選の公認候補が道4区支部(札幌市手稲区、後志管内)と7区支部(釧路、根室管内)で決まっていない現状について「努力はしてきたが、(大会までに)全十二選挙区でそろわなかったことをおわびする」と陳謝。
 さらに「(候補者決定の)直前までは来ている。最良の候補者で、悔いのない戦いをしたい」と、早急に空白区を解消する決意を述べた。
 活動方針のうち、組織改革では、道連と札幌市支部連合会(札連)を「混然一体化した組織関係に発展的に改組」するとし、組織統合も視野に入れた体制強化策を六月ごろまでにまとめることにした。このほか、北海道洞爺湖サミットの成功や北海道新幹線の札幌延伸実現を目指す「大会アピール」を採択した。

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