2008年3月14日金曜日

時間も費用も“武勇伝”級 オリラジ初のコントDVD

中田敦彦と藤森慎吾のお笑いコンビ、オリエンタルラジオが初の撮り下ろしコントDVD「十(じゅう)」をリリース。制作に1年半、多数のエキストラを含む出演者は約380人と、時間と費用の掛け方は“武勇伝”級だ。全国5都市での漫才ライブ開催も決まっていて、オリラジはこの春、その実力をアピールする。
 DVDは、短編映画的なコントを中心に10作品を収録。原案者中田のサディスティックな性癖やイラスト力が発揮されている。
 その1本「ジェットガイザー」は中田扮する“ドS”なヒーロー(?)が、化け物を執拗にハンドミキサーで痛めつけたり、メールで精神的に追い込んだりと、ネチネチ攻めては恍惚として笑う。
 「あれは等身大のあっちゃん。僕が楽屋で寝てると、腕を手錠でつないだりしますから」と明かす藤森に「僕の性癖です。こんなヒーローがいたらいいのに、という小さいころからの願望です」と中田はニヤリ。
 一方、中田自身が執筆した絵本調アニメ「おこめ刑事(デカ)」は、顔が米でできた刑事と新米刑事が織りなす、ゆるい世界。「アンパンマンに対抗するため、米にした」と中田は言う。「おこめ おこめ おこめ~ デーカ デーカ」と歌う、子ども受け狙いのテーマ曲もあり、携帯電話の複数のサイト(有料)で配信中だ。
 漫才ライブツアー「才(ザイ)」は16日から札幌、福岡、大阪、名古屋、東京と回る。2005年にデビュー後、わずか2年でテレビに複数の冠番組を持った2人は、人気先行じゃないぞとばかりに、テレビ以外の活動を活発化させている。

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