2007年8月30日木曜日

通学バス横転、中学生ら12人けが トラックと衝突 網走

【網走】二十九日午前七時四十五分ごろ、網走市北浜九五の国道交差点で、トラックと、網走市教委のスクールバス=川口純司運転手(43)=が衝突した。バスが横転し、バスに乗っていた市立第四中(網走市藻琴三五)の生徒十一人全員と川口運転手の計十二人が、手や顔に切り傷を負うなどして病院に運ばれた。網走署はトラック側の信号無視が事故原因とみて、自動車運転過失致傷と道交法違反(信号無視)の現行犯で、トラックを運転していた網走管内大空町女満別西六の三、会社員斎藤孝一容疑者(51)を逮捕した。  調べによると、現場は網走市街地から約十キロ南東のJR釧網線北浜駅に近い丁字路交差点。スクールバスは青信号で、市道から国道に出て左折しようとしたところ、トラックが右から突っ込んできたとみられている。  斎藤容疑者は調べに対し、「考えごとをしていて信号を見落としてしまった」と供述しているという。  横転したバスは国道の片側車線をふさぐ格好で横たわり、運転席の窓ガラスはすべて割れて粉々に飛び散るなど、事故の衝撃を物語っていた。  バスは網走市教委が所有し、網走バスに運行を委託。事故現場近くの白鳥台小で小学生五人を降ろし、第四中に向かおうとしたところで事故に遭った。病院で手当てを受けていた第四中の女子生徒は「一瞬のことで、何が起きたのかまったく分からなかった。怖かった」と話していた。 (北海道新聞 引用)

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