2007年8月25日土曜日

恵庭で広がれ「食育」の輪 1日、初の「つどい」

【恵庭】市などが主催するイベント「恵庭のひとをつなぐ食育のつどい」が九月一日午前九時半から、道文教大で初めて開かれる。行政や学校、団体などが、それぞれが取り組んでいる食への関心を高める活動を披露し、市内での食育の輪を広げようという企画だ。  食生活の乱れが全国的に深刻化している中、これまで市内では、各種団体が個別に、食育や食生活の改善活動を行うことが多かった。今回は、それらの各種団体が一堂に会し、相互の連携を強化することも狙いだ。  目玉は学校給食の体験。恵庭産野菜をふんだんに使ったカレーなどを限定三百食、一食二百三十円で販売し、普段子供たちが食べている給食を大人に楽しんでもらう。  同大健康栄養学科は、調理実習を通して、食育の大切さを訴える。学生が、食材の栄養や役割を解説しながら、「ニンジンとちりめんじゃこのバターライス」などの調理法を教える。  ステージでは、小学生や農家の人などが事前に作った料理を持ち寄って意見交換する「あなたが主役・食育自慢」、管理栄養士らが食について語る「食事バランスガイド」などが企画されている。  また当日は、「第二十一回市健康まつり」も同時に開催される。市は「さまざまな視点で考えた食育に触れることができるイベント。食育について理解を深めてほしい」と話している。問い合わせは前日までが市保健センター(電)37・4121、当日はえにわ食育フェア実施本部(電)090・2875・8538へ。(北海道新聞 引用)

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