2007年8月19日日曜日

国内58例目の脳死移植手術 北大で始まる

東京医大八王子医療センター(東京)で臓器移植法に基づく国内五十九例目の脳死と判定された男性から十八日午前に摘出された膵臓(すいぞう)と腎臓の同時移植手術が、同日正午から、札幌市北区の北大病院で始まった。手術終了は十九日午前零時以降となる見通し。  同法による脳死移植は国内五十八例目で、脳死患者から摘出された膵臓、腎臓の同時移植は国内三十一例目、道内二例目。膵臓と腎臓は、糖尿病の四十代男性に移植される。  脳死判定された男性からは膵臓と腎臓のほか、心臓と片肺が摘出され、東大、東北大、東京女子医科大の三病院で移植手術を実施した。  肝臓と小腸の提供遺志も示されていたが、医学的理由で断念された。(北海道新聞 引用)

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