2007年10月5日金曜日

農作業で少年の更生支援 沼田 全国初「就業センター」

【沼田】少年院や少年刑務所を仮退院・仮出所した若者が生活しながら就農訓練を受ける法務省の更生施設「沼田町就業支援センター」が四日、空知管内沼田町に開所した。同種の施設は全国で初めて。十月末に一人が入所する予定で、肉牛肥育などの実習を通じて社会復帰を目指す。  入所対象は就農を希望する十四-二十六歳の男性で定員十二人。二十四時間体制で駐在する保護観察官や保護司の指導の下、原則一年間、肉牛の世話やシイタケ栽培に取り組む。建物は旧石狩川開建北空知河川事業所沼田駐在所を改修した。  開所式にはセンター設置を同町に打診した当時の法相、杉浦正健衆院議員が出席し「職がないことが若者の再犯の大きな原因。センターが再チャレンジの模範例となってほしい」と述べた。式典後はセンターの建物や実習農場が町民に公開された。 (北海道新聞 引用)

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