2007年12月9日日曜日

「SLクリスマス」札樽間を往復 25日まで運行 JR北海道

JR北海道の冬の名物列車、「SLクリスマスin小樽」号の運行が七日から始まり、札幌駅からほぼ満員の二百六人を乗せて小樽駅に到着した。二十五日までの間、週末を中心に札幌-小樽間を一日一往復する。  駅構内では、大きな汽笛を鳴らし、煙をはき出したSLの周りで、到着を待っていたファンや降りたばかりの乗客らがカメラを構え、写真に収めていた。家族四人で乗車した札幌市厚別区の会社員川原健さん(34)は「クリスマス号に乗るのは初めて。小樽でおすしを食べて帰ります」。長男の優輝君(6つ)は「大きな音がして楽しかった」と笑顔で話していた。  市内では二十五日まで、冬の小樽観光をPRするイベント「小樽ロングクリスマス2007」が開催中。小樽駅の改札口前には高さ約三メートルのクリスマスツリーのほか、市内の工房で制作されたガラス工芸品が展示され、華やかな雰囲気が、乗客らの目を楽しませた。  運賃は全席指定で、大人片道九百二十円。問い合わせは、JR小樽駅(電)0134・22・0771へ。

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