2007年12月10日月曜日

辻が鬼門克服し500m制覇/Sスケート

<スピードスケート:浅間選抜>◇2日目◇8日◇長野・松本市浅間温泉国際スケートセンター◇女子500メートル 女子500メートルは辻麻希(22=岸本医科学研究所-白樺学園高)が2回合計1分20秒07(1回目40秒01、2回目40秒06)で大会初優勝を果たした。これで11月の苫小牧ハイランド競技会1000メートルから、1、2日の真駒内選抜での500、1000メートルVと合わせて4連勝を飾った。 鬼門? のリンクを克服し、世界を手元に近づけた。2回ともにトップタイムで、同期の石田に0秒65差をつける圧勝。これまで「勝ったことが1度もない」と不安視していたリンクを制し「W杯に復帰するためにも国内では負けられません」と強気に話した。 チームの柱だった溜井公子が昨季、引退。チーム最年長となり引っ張る立場になったが、昨季後半戦からW杯に出場していない。長岡弥生監督(33)と後輩の石沢志穂(21)だけがW杯を転戦している現状に危機感を募らせる。「結果を出して私が引っ張らないと。チーム全員(4人)でW杯に行くのが目標」と気を引き締める。 9日は得意の1000メートルに出場する。「結果を出していい形で全日本スプリント(22日開幕、釧路)にいきたい」と2冠を宣言した。

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