2007年12月24日月曜日

札幌山の手2年ぶり初戦突破/高校バスケ

<全国高校選抜バスケット:札幌山の手112-88中津北(大分)>◇初日◇23日◇東京体育館◇女子1回戦
 女子の札幌山の手が中津北(大分)を112-88で下し、2年ぶりに初戦を突破した。序盤は動きが固く、不用意なファウルを連発したものの、渡辺愛(3年)が3点シュートを6本決めるなどし、粘る相手を突き放した。
 左ひざの骨折から復帰した渡辺が、嫌な流れを断ち切った。ひざは「まだ50%くらい」の状態だが、重要な場面で得点を重ねた。渡辺勝也コーチ(42)は「点を取るセンスがある」と鮮やかな復活劇に目を細めた。
 ただ試合については渡辺コーチの表情はさえなかった。「足が動いていなかった。つながりもなかったし、内容は駄目」と厳しい言葉で振り返った。1、2年生だけの相手に対し、先発は全員3年生。「気負いがあった。初戦だから気を付けていたのに」と三浦春日主将(3年)も敗者のように漏らした。24日の相手は総体準優勝の岐阜女(岐阜)。反省点を修正し、難敵突破を目指す。

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