2007年9月15日土曜日

「船内でいじめ」海へ逃げる 釧路沖の台湾漁船からインドネシア人13人

【釧路】十四日午後二時半ごろ、釧路港沖の南東約二・七キロの海上で、台湾船籍のサンマ棒受け網漁船「チンインNo.6」(七五六トン、四十五人乗り組み)のインドネシア人男性の乗組員十三人が、負傷者を運ぶため接近した民間会社のタグボートを目がけて海に飛び込み、救助される騒動があった。  タグボートの船員らによると、海はしけていたが、船に近づくと、インドネシア人乗組員は荷物を詰めたバッグを持って次々と海に飛び込んだ。救助後、タグボートの船員が船に戻るよう促したが、「台湾人船長やフィリピン人の船員から、いじめや、殴るけるの暴力を受けた」「船に戻るくらいなら刑務所に入った方がまし」などと話して下りようとせず、通報で駆けつけた釧路海保の職員が乗組員を説得して船に戻した。  同海保は船長らから事情を聴くとともに、今後乗組員が逃げ出すような事態が起こらないよう指導した。(北海道新聞 引用)

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